こんにちは。女将(@Kameno_Yu)です。
明日は子どもの運動会!という日。
私(ママ)がまさかの発熱!
状況から、乳腺炎だと自己判断。
運動会は無事に参加できるのか…?
ということで、乳腺炎を半日で鎮めた方法をお伝えします。
乳腺炎とは
母乳で育児をするママであれば、誰しも1回は耳にするであろう「乳腺炎」という言葉。
実は乳腺炎には
の2種類があります。
私のように授乳期の場合は、ほとんど乳腺に母乳が溜まることが原因です。
私の症状
翌日の運動会準備のため、子どもの保育園は午前中まで。
家に帰ってきた子どもにご飯を食べさせ、一緒にお昼寝をしました。
そして2時間後、お昼寝から目が覚めると謎の体のダルさ。そしてボーっとする頭。
嫌な予感がして熱を測ってみると37.8℃と、ここ最近見たことの無い数字が並びました。
そして頭痛とダルさに隠されていたものの、なんだか右胸の右上付近が痛いような…。
手で触ってみると、大きなしこり、そして胸が熱を持っているのを感じます。
ここで確信しました。
…乳腺炎だ、これ…。
10ヶ月で発生した原因
通常の乳腺炎は、子どもが生まれて3ヶ月間の間に起こりやすいです。
というのも、生まれたばかりの赤ちゃんは母乳を飲むのが下手だったり、飲む量が少ないのにママの体の中で母乳が作られすぎてしまって、胸に母乳が溜まってしまうんです。
わが子は巨体な10ヶ月児…。なぜいまさら…?
考えてみれば、最近、離乳食をよく食べ、麦茶をよく飲む代わりに、授乳の回数が減ってきていました。
母乳なので測ってはいませんが、たぶん飲む量も減っているはずです。
飲まれなくなってしまった母乳が、乳腺炎を引き起こしていると思われます。
乳腺炎を半日で鎮めた方法
運動会を控えているので、何としても今日中に治したいと思い、できうることを色々と試しました。
合言葉は「とにかく絞る!」です!
1.手絞りそして搾乳機
しこりの辺りをマッサージし、手で搾乳しました。
一定程度出ると、その後は出なくなってしまいました。
ただただ疲れる右手…。
そこで、1人目の時に使用し、その後使われることなく箱に入ったままになっていた搾乳機を使ってみました。
我が家の搾乳機はMedela Harmony メデラハーモニー(手動式搾乳器)です。
しかし思わぬトラブルが発生。
搾乳機からは「シュコーシュコー」と空気が漏れる音しかせず、全然搾乳してくれません!お前はダースベイダーか!
(搾乳機トラブルについては、後日記事にします)
通常の搾乳は一時休憩となりました。
2.飲ませる時は痛い方の胸から
続いてがんばって頂くのは、10ヶ月児。
離乳食を減らし、食後のおっぱいタイムを長めに設定。
いつもは左右どちらの胸から飲ませるかは「なんとなく」で決めていたのですが、この日は全部「痛みのある右側から」飲ませました。
10ヶ月児は良い仕事をしてくれるのですが、母乳は腹持ちが悪いため、いつもは3時間おきの夜中授乳が、この日は2時間おき。
ね…眠い…。
3.飲む体勢を変える
10ヶ月児、まだまだがんばりますよ。
久々に「フットボール抱き」で飲ませました。
最初は慣れなくて嫌がっていましたが、そこはおっぱいパワー!
「この体勢でもおっぱい出るんだ!」と分かると、大人しくゴクゴク飲んでくれました。
4.お風呂に浸かって、マッサージ
子どもが寝た後で、お風呂にゆっくりと浸かっておっぱいマッサージ。
そして少し手でつまんだだけで、水芸のように母乳が噴出しました。
母乳まみれの湯船を洗い、体を乾かすと、体のダルさが軽減した気がしました。
5.薬にも頼る(自己判断)
私の場合、翌日が翌日だっただけに、薬に頼ることにしました。
私が利用した鎮痛剤はドラッグストアで手に入るロキソニンSです。
薬のおかげで熱もすぐ下がり、体も楽になって翌朝に備えることができました。
授乳中の鎮痛剤の利用については、様々な考え方があります。
私自身は今までトラブルに遭ったことはありませんが、利用する場合は自己判断で、そして最小限にしてくださいね。
服用しても改善しない場合はお医者さんへ!
晴れて運動会へ
翌日朝は、快適な目覚めでした。
熱は37℃と微熱、胸の痛みも「意識しなければ、痛くない。」程度。
でも、運動会の間にその痛みや熱も消え、運動会が終わった午後には通常の状態に戻っていました。
乳腺炎に勝った!
運動会が終わった3時間後には飛行機に乗り、その翌日には結婚式に参列したのですが、ずっと体調良かったです!
乳腺炎に困ったら
母乳育児をするにあたっては、乳腺炎にならないように日ごろの心がけも大事なのだろうと思います。
母乳育児をサポートする健康食品 もあるようですし、母乳が詰まらないような食事を心がけるなど、本来はできることがあるんですよね。…深く反省。
でも、私のように前兆なく突然乳腺炎になることもあるんです。そんな時の対策としては「とにかく絞る」!
胸が張っていたり、しこりがあると痛いかもしれませんが、なんとか溜まった母乳を出しましょう。
そして、もしも痛みがひかず、辛い時には、我慢せず産婦人科に問い合わせましょう。
先生に診てもらったり、助産師さんのマッサージを受けることができます。
後日、私も念のため、妊婦検診に通っていた産婦人科に、「もし乳腺炎にかかったら診察をしてもらえるか?」を電話で確認しました。
子どもを出産した病院では無かった(里帰り出産だった)ため断られるかもしれない、と思ったのですが、「一度助産師が診て、マッサージで対応できればマッサージで、医師の確認が必要だとなれば医師が診察します。」と快く応じてもらえました。
なお同じ乳腺炎でも膿がたまっているのは細菌による乳腺炎です。こちらは母乳の溜まりが原因ではなく、抗生物質での対応が必要になるので、まずはホームドクターやかかりつけの内科で診てもらってください。
痛みに困っているママ達へ届きますように!